PCから異音どうする??(ハードディスクが原因)
前回のPCファン異常の続きです。
ファンの場合は清掃でしたがハードディスクの場合はかなり精密な機械なので分解はオススメしません。
また、今回は応急処置ではありますが、いきなりは作業ができません。部品の調達か必要だからです。
僕のPCはWin7で、ハードディスク全盛期に購入した為、独特の「カリカリ」という書き込み音が鳴ってました。
この音の変化で「ハードディスクもう寿命かな」とか判断する材料になるんですが、僕がハードディスク(以下HDD)を交換するきっかけがこれでした。
ある日PCで仕事をしているときHDDから「ガリガリガリ」「キーーーーン」と異音の連発。元々異音もしてましたし動作も遅く、さすがにヤバイと思い、クラウドにデータをあげようとしましたが、データ送信に時間がかかりすぎて最終的にエラーを起こしてしまいました。
外付けのHDDにPCのデータをまるまるコピーして何とか応急処置はできましたが、このまま使い続けるのも作業効率的に良くないので、
○新しいPCに買い換える
○HDDを取り外し分解修理してみる
○HDDを交換する
という選択肢の中からHDDを交換するを選びました。
これは選択肢の中でも2番目に選択の余地がありました。
やはり新しいPCの方が動作が速く仕事の効率も上がるような気がしますよね?
しかし当時はwin7をwin10に無料アップデートできる期間だったので、どのOSにするかとても悩みました(笑)
しかし、PCを購入するというのはコストが1番かかるんです。あたりまえですがいいものを買うと10万位しますし、安いPCを買って性能的に後悔するのも嫌だったので優柔不断な僕は購入を見送りました。
正直、時間的な余裕が無かったのでやる気になりませんでしたが調べてみると自分でもできそうでした。また時間のあるときにやってみようと思います。
分解修理は一般の方にはオススメできません。
コストと時間が1番かからないのがこれでした。
HDDはネットで1万円程度で手に入りますし、当時の僕が密かにあこがれていたSSD
も2~3万円で手に入りました。
最近(2018年現在)はSSDを最初から搭載してるモデルもかなり多く流通していますが、当時は珍しく性能が気になってました。
ソリッドステートドライブ(英: solid state drive, SSD)とは記憶装置として半導体素子メモリを用いたストレージ(特に、ディスクドライブ)として扱うことのできるデバイスである。
シリコンドライブ、半導体ドライブ、メモリドライブ、擬似ディスクドライブなどとも呼ばれる。
半導体を使用していることによって、書き込み、読み込みがHDDよりも高速でできるのがSSDです。あのカリカリ音とカリカリ時間がなくなります。
現在SSDを使用していますが、こんないいものはありません。今までHDDを使っていたのがバカみたいです(笑)
SSDのメリットは沢山あります。
デメリットもありますが、現在はかなり解消されているようです。
価格をネットで調べてみて、予算的にSSDでも購入可能なら圧倒的にSSDをオススメします。
次はいよいよHDD交換の流れです。
まず新しいSSDを調達します。
僕はamazonで買いました。
SSDにもいろんなメーカーがありますが、有名どころが
「メーカーなんてどこでも一緒でしょ」なんて人もいるとは思いますが、大事なデータが安価なSSDに交換したために失われたりするのは嫌じゃないですか?
もしもを考えたほうがいいです。
「データくらい別にいいよ」という人は信頼性の低い安いものを選んでください。オススメはしませんが。
日本の企業(富士通や東芝)も候補に挙がりましたが、価格とネットの評価がintelが良かったので決めました。
どこも優れた半導体・フラッシュメモリーを開発していますが、僕の主観でPCならintel、カメラならsandisk、富士通や東芝はテレビとかエアコンのイメージがあったので最終的にはintelにメロメロなっていました(笑)
有名メーカーのPCを使っている方は純正メーカーのものを選んでもいいと思います。
他にはHDDスタンドという、HDDのデータをまるまるコピーできるマシンがあればすごく簡単です。
つまりHDDスタンドがあればOSごと引越しできちゃうんです!
これもamazonで購入。
HDDからSSDへの移行の方法は他にもあって、移行ソフトと専用のケーブルを使う方法です。
調べたらわかりますが、これは手順が多いので時間の無い方はHDDスタンドでの移行をオススメします。
HDDスタンドのいいところは、
○HDD→SSD HDD→HDD SSD→SSD いづれも可能。※
○PCにつながなくてもコピー可能※
○作業の手順が簡単、早くコピーできる。※
※スタンドによります。
玄人志向 HDDスタンド USB3.0接続 KURO-DACHI/CLONE/U3 パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き
↑これほんとに良いです。
先に書いておきますが、HDDまたはSSDを購入するときに注意する点があります。
それは、上記のHDDスタンドでは
容量が既存のHDDより大きいHDD(SSD)にはデータコピーできません。
つまり
容量512GBのHDDから256GBのHDD(SSD)にはコピーできないので、
512GB以上のHDD(SSD)を購入して下さい。
容量は使用している容量では無く全体の容量です。
上のスクリーンショットの赤い線の部分を確認して下さい。
ちなみに僕は512GBのSSDを購入しましたが全体容量が476GBしかありません。
これは人間が計算しやすい10進数である
1000MB=1GB
という数え方と
OSが認識できる2進数
1024MB=1GB
の違いによって生まれる差異です。
この24という数字が積もり積もって違いが出ます。
すごくわかりにくいし、統一しろよと思うかも知れませんが、この考え方がスタンダードなのであきらめて下さい(笑)
上の表を見てHDD(SSD)を選んでください。
あなたのPCのHDD実質容量が465GBなら、記載容量500GB以上のHDD(SSD)を購入しなければいけません。
僕は念のためひとつ上の512GBを購入しました。
では交換の手順を書いていきます。